お寺の坊守です

御本尊前
立華


✧︎





優波ゆうなみ 真理子です




私は
浄土真宗本願寺派(おにし)のお寺の
坊守(ぼうもり)です






今日は
私とお寺との繋がりについて書いてみようかな




💭

私は
夫と
二人とも教師をしている時に出会い、
恋愛結婚でお寺に嫁いだんです



当時
夫がお寺の長男だと知った時には
既に恋愛感情が盛り上がっていました

知ったところで
何も変わりはありませんでしたが



結納~結婚~と
トントン拍子に事が進み
そのままお寺に飛び込んでしまいました





私の実家はというと、
無宗教で
親戚縁者はおらず
ごく近い近所付き合いがあるくらい。

家族5人だけの人間関係の中で育った私


お寺のての字も知らずに
お寺に嫁ぐ、、、



その後のあれこれを思うと
環境の違いは大きすぎでしたね



肺呼吸で育ったのに
エラ呼吸が必要な場所での生活が始まった


そんな感じ






「やらなきゃ」の気持ちだけで
よく頑張ったと思います
(なみだ)

夫を好きになっただけなのに
何故こんな過酷なことになってるの、
ふつーの家庭、ふつーの家で暮らしたい、
などとよく思っていました


「長男〇才、長女〇才になったら家を出よう」
と書いた日記を最近見つけて
我ながらびっくりした(*˘︶˘*).。.:*♡





肺呼吸で育った私の息苦しさは
エラ呼吸の人(夫、義両親)には
分からないのだなと思いました
(これは今でもそうだと思いますがね)


夫に話しても険悪になるだけ

辛さを聞いてもらえない(好かれていない‪)、
分かってもらえない(好かれていない‪)、
のも辛かったです




とまあ、、、
思い出して書いてみました(・・*)ゞ







✧︎

ひとりよがりで気付かなかったけれど
思えば常に『助け』がありました
本当はずっと助けられていました


常に常に、
お寺と縁が繋がっていました


むしろ繋がりっぱなしでした


出る(離婚)ことはなかったし
夫を嫌いにならなかった。
それどころか
今でもこんなにぞっこん(←死語)


義父母のことも
私が致命的になる前に解決










✧︎

フローラさんがおっしゃるには
私には仏縁があり、
私がここを好きらしいのです



聞いた時はえ?と一瞬固まりました


でもやはり
私とお寺、
私と仏教には繋がりがあるらしいのです




そのお知らせは
私には大きな救いとなりました
(なみだ)



それを知ってからは
あっという間に
エラ呼吸のような息苦しさ問題が
なくなりました



今では
主のような気持ちになっています






✧︎

今ほんとに、
ようやくという感じですが、







始まった~と感じているんです



お寺と共に、
仏教と共に、
住職としての夫と共に、

私が私として、

本当を生きていく生活、時間が。





子どもたちは大人になっちゃって、
一つ目の仕事はやり尽くして、

結婚から28年も経っちゃってます

ちょっと遅かった~


でも、


今なの



始まったよ~


私の時間が




✧︎

私は坊守ですと
当たり前に自己紹介できる
今の自分が清々しいです
(私は女性ですと変わらないテンション)







坊守として生きていく私が

始まりましたよ
始まっていますよ
始まったばかりですよ




これからの
自分が楽しみですな



✧︎




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ゆっくり、ゆっくり、波に揺られながら ここに辿り着いた 命INOCHI と 光HIKARI 溢れる日々に感謝 ✧︎ この世の安心に身を委ねよう 愛由来に生きる 南無阿弥陀仏 ✧︎