次回は1月7日です
(満席です)
*
エネルギー哲学®お話会で質問のあった、
『子どもに嫌なことをさせているのではないですか』
について書きます
こんばんは、
いつもの優波 真理子ですよ
まずは
このご質問に対して、
ビフォーの私がどうだったかを書きますね。
私は25年間、教師として務めていたんですが、
その時の自分はこうでした、という話です。
勤務していた学校は公立でしたし
ハイブルは指導要領、
文部科学省の認可した教科書を使い、
決まった内容を1年間で漏れることなく教え、
一人ひとりが確実にその内容を理解するべく、
惜しみなく努力する、
という立場でした。
自分が子どもの頃にも
学校に行きたくないと思ったことはほとんどなく
むしろ給食が楽しみだし学校は楽しい場所でした。
するとどうなるかと言うと
分からない・出来ない子どもや、
その親のことが
理解しづらくなるんです。
子どものあるべき姿(『正解』)は、
学校に喜んで登校し、
友達と仲良くし、
授業中先生の話をよく聞き、
程よく質問し、
一生懸命頑張る子、
できなくても前向きに頑張る子、
と信じています。
それだけが正解で、
目指すべき方向はそれだと思い込んでいました。
子供を育てる(教育する)とは
そういう子供にすることである、とね。
するとどうなるかと言うと、
子供に無理を強いるんですよね。
例えば
座る姿勢、、、背中はピン!
筆入れの中、、、鉛筆5本!
宿題、、、プリント3枚!
そして自由勉強!
(暗黙の了解で自由と言いつつ
ノート2ページが望ましいと考えていたり)
友達には、、ふわふわ言葉!
(トゲトゲ言葉はダメ!)
給食、、、残さないこと!
そうなっているかどうか。
チェック、チェック、
評価、評価、
注意、注意、
褒める(そうなるための逆狙いの嫌な褒め方)、
ね、
子供を見る目は、
見守るというより見張るという感じ
子どもが“そう”ならないのは、
子どものせいだし、私のせい。
だから私自身も、もっと頑張るしかなくて。
あーーーーーなんということ
ほんの少し書いてみただけで
こんなにも
無理を強要していたんだと今は分かります
子供たちにも自分にもです
これがビフォーの私です。
*
今日ご質問の方にはどうお答えすればよかったか、
今振り返っても
分かりませんけれど
ここでゆっくり考え直してみますね。
✧︎
もしも
もしも
あなたが、
学校や社会の求める『理想の子供』の方に
お子さんを近付けなければと思われているならば、
お子さんはもちろん辛いでしょう。
そしてあなたも
辛いだろうと思いましたよ。
子どもには発達の段階があって、
(順番にこうなるという道筋のようなものがあるという意味ではないです)
周りの求めに対して答えられる段階にあれば
少しの無理は大丈夫、
むしろ経験の幅を広げるための
よい刺激にもなるでしょう
でも、
発達の段階を無視し、
お子さんに無理がかかっているにも関わらず
気が付かずに無理をかけ続けている、
ということであれば
いち早く
そのことに気が付いてあげてほしいんです。
(まずは気が付くだけでもいいんですよ)
そして実はね、
親の方にも発達の段階があるんです。
エネルギー哲学®を知って、
『人はよい方向にしか進まない』が少しずつでも
腑に落ちてくると、
(知らなくてもそういう発達の段階にいらっしゃる方はおられます)
自分のことはもちろん
家族のこと、
子供のことに関しても、
何も言うことがなくなっていきます。
そのままでいい、
無理を強要しなくてもいい、
そのままでちゃんとよくなる、
よくなるというか、もうそれがよい状態、
と思えてくる。
すると、
こうなって欲しい
などの願い自体がなくなっていくんです。
でもさっきも書いたように、
親の側にも発達の段階はあるから、
そうなるタイミングにはまだ
ということはあります。
つまり子どもに対して
こうなって欲しい
などと願ってもいいと思います。
(そんな自分なんだと、
自分のこともそっと気が付いてあげて)
ただね、
どんな発達の段階に自分がいようとも。
直ちに
ただ見守る、
そのままの子供を受け入れる、
ができなくとも。
そこに
どうなっているかとただ見てあげる大切さを分かっていること、
人は絶対に良い方向にしか進まないということを、
そこまで信じられなくても
知ってはいること、
それはとっても大切なんですよ。
そのためにも、
エネルギー哲学®を知っていただきたいなと
切に思うところではあります。
だってね、
誰より何より
自分が楽になるんですから。
それが近道ですから。
✧︎
今日のお話会では
とっさに
ここまでのことをお伝えしたかったんです。
限りある時間のこともありましたし、
とっさに取捨選択したほんの少しの言葉を、
声にしてお伝えしました。
十分ではありませんでしたが、
受け取っていただけたものはあると思います。
そして当然、
言葉が足りないし、
言葉の取捨選択も適していたか分からないから、
受け取っていただけなかったこともあるでしょう。
そんな未消化な私の気持ちもあったので、
こうしてここに書いてみました。
*
そしてね、
お話会の醍醐味は、
認定講師が他にもいること!
認定講師一人一人の
経験や発達段階も様々なんですよ。
ですから、
同じご質問に対して
別の立場からのお答えを聞いていただける
という素敵なことがあるんです。
実際今日は、
私の後に続いて
御堂サーラ、遠松聖子がお答えさせていただきましたよ。
2人の回答は、
私にとっても
視野が広がる話でした。
✧︎
slow wave
ゆっくり、ゆっくり、波に揺られながら ここに辿り着いた 命INOCHI と 光HIKARI 溢れる日々に感謝 ✧︎ この世の安心に身を委ねよう 愛由来に生きる 南無阿弥陀仏 ✧︎
0コメント